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130年の歩み

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1.長崎県商工会議所連合会の再発足 (昭和22年1月)

 戦時中に、商工会議所に代わり国策協力機関として各都道府ごとに設立された商工経済会は、昭和21年10月、全国いっせいに解散されることになったが、時を移さず、全国各地で商工会議所の設立があい次ぎ、長崎県内でも長崎をはじめ佐世保・諫早・大村・島原の各市に新商工会議所が次々に誕生した。同年12月には、早くもその全国組織として日本商工会議所が復活したが、県内会議所でも、これに対応した連合会の結成を急ぐことになった。

 長崎県商工会議所連合会の創立総会は、22年1月14日、長崎商工会議所で各会議所の代表者が出席して開かれ、規則、事業計画、収支予算を議決したあと、会長に中部長崎会頭、副会長に北村佐世保会頭を選んで、新体制による連合会の発足をみることになった。

 連合会は、2月27日に諫早商工会議所で、さっそく第1回連絡会議を開いて当面する諸問題について協議、ただちに政府ならびに県・市当局に対し「日銀支店の長崎誘致」と「商工組合中央金庫の機構拡充」に関する陳情書を提出しているが、こうして県連組織が確立されたことによって、各会議所間の連絡提携が緊密になり会議所活動の強化をもたらすことになった。

 その後、福江、江迎、平戸、松浦に商工会議所が設立され県内の商工会議所は9会議所となり現在に至っているが、要望活動を中心に議員大会の開催、職員研修会など幅広い事業を行なっている。


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