トップページ > 130年の歩み > (2) > 23.長崎県商工会議所連合会議員大会の再開 (昭和52年11月)
長崎県内の各商工会議所が、相互に緊密な連係を保ちながら一致協力して地域経済社会の問題解決に努め、真に地域産業経済の振興に寄与する会議所づくりを目指して開催する長崎県商工会議所連合会議員大会は、昭和48年6月11日、佐世保市で第16回大会を開催して以来、諸般の事情から中断状態にあった。
長崎県商工会議所連合会は、造船不況の影響から本県の経済がかってない厳しい局面を迎え、商工会議所の一層の活動が要請されている折から、こうした状態をいつまでも放置しておくことは許されないとして、52年5月27日の専務理事会において協議のうえ、再開を決定した。
こうして、第17回大会は同年11月21日、平戸市の平戸国際会館において県下各商工会議所の役員、議員200余人が参加(長崎商工会議所から35人参加)、来賓に柴田県経済部長、山鹿平戸市長らを迎えて4年振りに開催された。
大会は、国歌斉唱、新役員紹介にはじまり、清島連合会会長が「厳しい不況に直面している今日、われわれは商工会議所議員としての自覚をさらに強め、会議所の使命達成に一層真剣な態度で臨み行動する会議所として地域経済振興のため積極的に努力しよう」と挨拶した。
続いて来賓祝辞のあと、田中平戸商工会議所会頭を議長に選んで議事に入った。各商工会議所から提出された議案について、それぞれ説明、審議を行ない、全議案を万場一致で採決し、大会後ただちに各関係先に陳情、要望することにして議事を終わった。その後、海上自衛隊佐世保地方総監部の西山幕僚長が「防衛一般」と題する講演を行ない閉会した。
この議員大会は、第17回大会以降、県下商工業者の情報交換と意見集約の場として、各会議所持ち回りの形で順次開催され続けており、県内経済や商工業の振興発展に大きな役割を演じている。
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