トップページ > 130年の歩み > (3) > 11.長崎マルケイ会設立 (昭和56年5月)
長崎マルケイ会は、昭和56年5月18日設立、小企業等経営改善貸付の利用者と密接な連絡体制をつくることで、効率的金融あっせんと併せて、各種の小規模事業経営改善普及事業の浸透を進めた。7月当時、本所地区の商工業者は21,048事業所、従業員数158,848人で、そのうち小規模事業所数は総数の70%相当の14,730事業所。小企業等経営改善資金(マルケイ資金)の利用者は2,000事業所であり、まだこの段階での普及率は必ずしも高くなかった。しかしながら無担保、無保証という画期的な他にも類を見ない融資制度により、2,000事業所がその恩恵を受けて経営安定を図ることができたのは、大きな成果であり、この制度普及の地固めができ上がった段階に、長崎マルケイ会が発足をみたことになる。
長崎マルケイ会の目的は、マルケイ資金の利用者と商工会議所との緊密な連絡体制によって、会員相互の連携、親睦、自己研讃に努めることから、異業種交流の中小企業集団としての性格も濃くしていた。当初は手探り状態だった会も、年を追うごとに本来の目的に沿った活動が見られるようになり、さらに地域商工業界に貢献する小企業育成団体としての活動を行なった。
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