トップページ > 130年の歩み > (5) > 5.大型店開業に伴う元船地区歩行者通行量調査 (平成11年11月)
平成11年11月26日・28日の2日間にわたり、元船地区と長崎駅前地区の7地点において歩行者通行量調査を実施した。
平成12年に、長崎市内中心部に開業する「夢彩都」「長崎駅ビル(アミュプラザ長崎)」の影響調査の一環として、これら大型商業施設の開業前と開業後にそれぞれ調査を行ない、浜町と元船間、および長崎駅前地区の歩行者の流れの変化をつかむことが目的。各ポイントごとに方向別、男女別の数値を一時間ごとに取りまとめた。
調査結果によると、元船地区は市内中心部ではあるものの商業施設が少ないため歩行者が比較的少なく、また日曜日は平日に比べて、一層、人通りが少なくなる現状が明らかとなった。同地区では、夢彩都の開業をはじめ出島ワーフのオープンや日蘭400周年記念事業が計画されており、中心地区商店街からの消費流出などにより通行量も今年の数値と大きく変化することが予想されていた。
また長崎駅前地区では、長崎駅前商店街前の歩道橋を降りた地点で調査を行ない平日で4500人、日曜日で3300人の歩行者があった。この数値が長崎駅ビルの開業により歩道橋を渡って商店街に来る人の数にどう影響を与えるか来年の調査結果が注目された。
開業後の通行量は、「夢彩都」では、予想どおり日曜日の人通りが増え、平成11年も前年に引き続き、調査24地点中で「夢彩都前」は9位(9602人)に入り、平日も12位(7259人)となった。
アミュプラザ長崎では、「ローソン長崎駅前通店前」での調査を行ない、平成19年に過去最高値(平日・3800人、日曜日・3854人)となったが、今年は平日21位(2180人)、日曜日19位(1844人)という結果となった。
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