トップページ > 130年の歩み > (3) > 49.コンベンション研究会「クリエイティブ・プラザ長崎」発足 (昭和61年8月)
県が策定した『アーバン・ルネッサンス2001』構想は、基幹産業である造船業の構造的不況、水産業の不振など地域経済の低迷が続く中で、長崎地域経済の活性化への道をコンベンション都市化へ求めていた。
本所の音頭で昭和61年8月に設立した『クリエイティブプラザ長崎』コンベンション研究会(会長・山下泰一郎みろく屋社長)は、同構想の具体化について協力、推進の立場から、関連業種関係者(印刷、展示装飾、警備、輸送、宿泊、土産品など)19企業が参加。様々な分野のコンベンションについての討議、研究会を開催、先進都市の金沢、松山、冲縄などの視察、調査はじめ、コンベンションスケジュールの発行などを続ける中で、会員のコンベンションビジネスヘの認識、意欲が高まった。
こうした活動を基盤に63年10月、会員の強い要請のあった『長崎コンベンションビューロー』が設立され、ニュービジネス創出などを目指し、本格的な稼動体制に入った。ビューローに寄せる地域企業の期待は大き く、長崎発展の鍵を握っていると期待された。その後『長崎コンベンションビューロー』は、(社)長崎市観光協会と合併し、平成7年に『長崎国際観光コンベンション協会』となった。
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